そんなテヨン選手を前に山口選手は、

『たしかにめっちゃ強い。でも俺の方がめっちゃ強いでしょ。
ほんでバッチーン殴ってKOでしょ。
WBCのベルトいいですねーものすごくいいです。テヨン選手はWBC日本のチャンピオン、倒してWBCに一歩前進します。』

と、WBCへの道をKO宣言で告白！！

それに対しテヨン選手は、

『前回の田中戦は、噛み合わずやりにくかったですね（笑）ファンのみんなには（今までで１番おもしろくない試合）って言われちゃいました（笑）
今回の山口選手は、動画で見ましたけど自分と同じで打ち合うタイプですよね？相手が望むのであれば打ち合いますが、ワンパターンにならないように他の技もちゃんと練習してるので使わせてもらいます（笑）』

と前回の反省と今回の戦いを冷静に見ているようだ。

山口選手にテヨン選手の前回の田中戦の試合の感想を聞いて見ると、

『動画で見ました。もう田中選手とやりたくないと思いました（笑）あのやりにくさものすごくわかります…』

とテヨン選手より、田中選手を賞賛するコメント。

今後の目標について２人は、

山口：『まず、WBCムエタイ獲りたいっすね。それからバンバン色々なタイトル狙いたいっす』

テヨン：『今年の初戦（田中戦）はつまらなかったので、ファンの皆様に申し訳ないっす・・・なので、１戦１戦、お客様が盛り上がれるような試合をする事を目標にしたいですね。
タイトル等は全然気にしていません。
とにかく、お客様の為にですね。』

と、タイトルを狙う獣のような闘志を漲らせる山口選手に対し、タイトルより、お客様に気を使うテヨン選手。

陰と陽・表と裏のコメントだ。

しかしながら対戦相手に一言と聞くと

山口：『ごめんやけど、俺がWBCに行く踏み台になってもらうわ。』

テヨン：『KO狙ってくると思いますが、そのKOは僕が頂きます。INNOVATIONさんのﾘﾝｸﾞだけど、応援団は僕の方が多いだろうからアウェイ感ないっすね。』

とお互い闘志満々。

WBC一本の一匹狼発言の山口裕人か？

仲間全体をリスペクトし、大きな力を手にしているテヨン選手か？

選手の気持ちは（陰と陽）・戦い方は（打撃と打撃）

どちらが、この戦いを制するのか興味津々である。