第7試合 メインイベント ジム対抗戦 スーパーライト級(63.5kg) 3分3回戦
切詰 大貴(武勇会/INNOVATIONスーパーライト級8位)
板谷 航平(チームゼロス)
“医学生キックボクサー”切詰大貴の戦績は、5戦5勝2KO。INNOVATIONランカーのホープだが、彼こそが加藤竜二、鈴木真彦、芦澤竜誠、山口裕人、安本晴翔、花岡竜といった同団体の誇る伝説の王者たちに続く看板選手に成り得る逸材、故のメインイベント起用。高校までのフルコンタクト空手で5度の全日本制覇を成し、医道を志して香川大学医学部に進学。大好きだったK-1などプロ格闘技の光を求めてキックボクシングを始め、ここまで無敗の快進撃。師匠は、元INNOVATIONフェザー級王者 “闘ふ神主” 櫻木崇浩。63.5kgのスーパーライト級で180cmの高身長。得意技は、そのロングリーチを活かした右ストレートとテンカオ(ノーホールディングニーキック)。容姿端麗、頭脳明晰、活殺自在、パーフェクトでしかない凄玉。だが、まだトップファイターとの対戦未経験であるこどには違いなく、この一戦は、頂点への梯子に足をかける試金石と言えるだろう。対する板谷航平は、北陸の名門、チームゼロスの中堅。決して油断できる相手ではないが、ここを鮮やかにKO勝利すれば、近日のタイトルマッチ(INNOVATION同級王座は現在空位)となること濃厚であろう。現在、医大5年生の切詰は、あと数年で医師となるだろうが、“医大生キックボクサー”が“闘ふドクター”と変態し、世界のリングへ羽ばたく過程を、今宵、新宿フェイスの観客は目にすることとなるやもしれない。
第6試合 セミファイナル ジム対抗戦 70kg契約 3分3回戦
磯谷 幸貴(渡辺ジム/INNOVATIONスーパーウェルター級10位)
ナオキ・プゥアンタオムエタイ(タイキック宇治)
先日、9月1日、沖縄県名護市のレキオバトルで涼矢がINNOVATIONウェルター級王座決定戦を制して新王者となったが、この涼矢に今年3月3日、必殺の左縦肘打ちで顔面を斬り裂き、1ラウンド100秒でTKO勝利したのがナオキ・プゥアンタオムエタイである。日本人ながらタイ人風のリングネームの通り、長年タイでムエタイを修練した山田秀行に師事する本格派のムエタイファイター。そんなINNOVATIONウェルター級1位(当時)に激勝した奈良から来る強敵を迎え撃つのは、無敗の大器、磯谷幸貴。66.68kgのウェルター級をホーム階級とするナオキに対して69.85kgのスーパーウェルター級ランカーである磯谷は、同身長ながらパワーに利点がある。現王者に勝利したナオキに磯谷が勝てば、現在空位のINNOVATIONスーパーウェルター級王座へ大きく近づくであろう。それだけにモチベーション高いに違いない磯谷が職人的なスナイパーに挑む構図となる鋭いセミファイナルとなった。
第5試合 INNOVATIONライト級(61.23kg)ランキングチャレンジマッチ 3分3回戦
伊世 虎雅(モリタキックボクシングジム/INNOVATIONライト級10位)
佐野 澪(マイウェイジム)
第4試合 ジム対抗戦 スーパーフェザー級(58.97kg)ランキングチャレンジマッチ 3分3回戦
長谷部 二郎(マイウェイスピリッツ/INNOVATIONスーパーフェザー級9位)
夢叶(エムトーンジム)
第3試合 ジム対抗戦 スーパーフライ級(52.16kg) 3分3回戦 肘打ちなし
鴇田 波琉(モリタキックボクシングジム)
櫻田 直人(芦原会館夷隅支部)
第2試合 2024年新人王決定リーグ フライ級(50.8kg) 2分3回戦 肘打ちなし
石井 識規(STRIFE)
上原 心汰(マイウェイスピリッツ)
第1試合 ジム対抗戦 ウェルター級(66.68kg) 2分3回戦 肘打ちなし
中嶋 翔吾(HOSOKAWAジム)
齋藤 泰広(KIBA)
※選手の怪我などによりカードの変更や中止が余儀なくされる場合がございますのでご了承ください。