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2022/11/29(火)神助インタビュー(2022年12月4日「Z RACING PARTS presents RESISTANCE-10」

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2022年12月4日「Z RACING PARTS presents RESISTANCE-10」のメインイベントに出場する神助の特集インタビューを公開させていただきます。

ダブルメインイベント2 WBCムエタイ日本バンタム級ランキング査定マッチ 53.6kg契約 3分3回戦
神助(シンスケ/エムトーンジム/INNOVATIONバンタム級王者)
山田 航暉(ヤマダ・コウキ/キング・ムエ/元WMC日本スーパーフライ級王者)

——前回(2022年7月10日)のINNOVATIONバンタム級タイトルマッチ、王者・平松侑に激烈なKO勝利は、大きなインパクトを残しました。

有言実行できました!

——確かに「20歳のうちに戴冠(※1)」と事前から言われていただけにまさに。

こっからが本当の勝負の始まりです!

——チャンピオンの肩書があると周辺の反応も変わってきたのでは?

応援していただいている皆には喜んでもらえて嬉しいっす。だけど、自分は獲る前も後も何も中身は変わらないです。

——変わらない部分は?

ここまで予定通り。これからも予定通りですから。設定している目標からすればまだまだ序の口。

——今回の試合、メインイベントかつ「WBCムエタイ日本バンタム級ランキング査定マッチ」と銘打たれています。現在、WBCムエタイ日本バンタム級3位の神助選手ですが、実績豊富な山田航輝選手に勝利すれば更にランクアップ、WBCムエタイ日本バンタム級王座決定戦進出(現在同王座は空位)も確実になるでしょう。

まずはWBC、これを獲ってからですね。今から大口を叩いて頭に描いている絵を見せびらかしたりなんかしません。ひとつずつ確実に勝って、自然と周りから盛り上げていくようにします。

——ここで改めて前回の平松戦を振り返ってください。

一度、会心の手応えの右が入ったのに立ち上がって来て、計3度倒したのかな? 2度までも立って戦い続けたのにチャンピオンらしい気持ちは感じました。タイトルマッチ前の2試合は、無理に倒しに行くではなく慎重に勝ちに徹しました。けど、この試合で「やっぱりKOしないと」って。ここで野生の闘争心を開放して、それが自分らしいし更に強くあることだと確信しました。応援に来てくれた友達にも事前に「1ラウンドか2ラウンドで倒す」って予告していて、その通りだったんで大喜びで。

——慎重と言われながらもアグレッシブな神助選手が更に攻撃的になる?

もちろんです! ただ「行く時は行く」の見極めには慎重を続けるし、ここからレベルが上がった試合になるにつれ単純じゃ通用しないことはわかっています。その時々のプランを冷静に遂行して、ここぞという時に爆発する。そこをもっともっと高めます。

——そんな進化するチャンピオンに立ちはだかる山田選手の印象は?

ムエタイスタイルで巧いと思います。俺とは真反対に種類が違いますよね。だからこそ面白いかなと。今後、上に行くのに世界一流のテクニシャンともやるわけですから望むところです。

——どんな試合になるでしょう?

見所は前に行った通り“野生の闘争心”です! これを冷静にコントロールしながら爆発させる瞬間を見逃さないでください。ムエタイって高度な技術戦になると格闘技にことを特別に好きでもない人は面白くないじゃないですか? 俺の試合はそうじゃない。誰が見たって熱狂できる。そうさせてみせます!

【付録インタビュー:南孝侍会長】

前回のKO戴冠は予定通りでした。平松選手には王者の名に恥じない根性を見せていただきましたが、神助にとっては通過点です。次の山田選手、キャリアで遥かに上をいくテクニシャンです。神助の腰にベルトがあろうが、今回も胸を借りるつもりでチャレンジャーとして臨みます。一戦いっせん進化する神助にご期待ください!

※1 20歳のうちに戴冠 前回のインタビューで「20才の間にチャンピオンベルトを巻くって目標があって、10月が誕生日ですから、ほぼ狙い通り!」と語る神助。

神助のプロフィール

リングネーム:神助
フリガナ:シンスケ 
所属:エムトーンジム/JAPAN KICKBOXING INNOVATION
生年月日:2001年10月7日(21歳)
出身地:神奈川県幸区
身長:173cm
戦型:オーソドックス
プロデビュー:2020年12月28日
戦績:10戦8勝(3KO)1敗1分
ステータス:INNOVATIOバンタム級王者