2023年4月30日「RESISTANCE-11」の第7試合、INNOVATIONフェザー級王座決定トーナメント準決勝戦で激突する元山祐希×遊羅の特集インタビューを公開させていただきます。
第7試合 INNOVATIONフェザー級(57.15kg)王座決定トーナメント準決勝戦 3分3回戦(延長1R)
元山 祐希(モトヤマ・ユウキ/武勇会/INNOVATIONフェザー級2位)
遊羅(ユラ/マイウェイスピリッツ/INNOVATIONフェザー級10位)
——INNOVATIONフェザー級王座決定トーナメント、今回、準決勝戦で対戦する遊羅選手が21歳、反対ブロックの前田大尊選手が17歳、対する都築憲一郎選手が34歳と、ベテラン×新人の構図が出来上がっておりますが、これまでの実績からして元山選手がダントツの優勝候補と目されます。
そういうの初めてです(笑)。これまで格上の“強い奴”との対戦を求め続けて、岩浪悠弥選手や加藤有吾選手などと戦ってきましたが、常に格上や実力者とばかりでしたから。
——岩浪選手などまさに日本を代表する強豪です。
それは自分で求めたことでもあるんです。特に岩浪選手へのタイトル挑戦は、階級(スーパーバンタム級/55.34kg)的に無理がありながら、絶対王者にどうしても挑みたかったので特攻しました(2022年7月10日/判定0-2負け)。
——絶対王者にマジョリティデシジョン(判定2-0の接戦)まで肉薄できたのは立派な実績です。
けど、勝たないと。だから、今回のトーナメント、当たり前に圧倒的に優勝します。そうでなくっちゃなりません。
——準決勝戦、若い遊羅選手が相手です。
勢いありますよね。動画も見ていますがイケイケで活きがいい。
——そんな相手にどう勝ちますか?
これまでと何変わることはありません。前に出続けて勝つ。それだけです。
——前試合が2023年3月5日、KNOCK OUTで久井大夢戦(判定0-3負け)でしたが、ルールがヒジ打ちなしの首相撲制限があるルール。今回は、ヒジ打ちあり、首相撲無制限の純キックボクシングルールです。
どんなルールだろうとアジャストできるスキルは持っています。正直言うとヒジや首相撲はない方が得意ですが、もう長く“ありあり”ルールを戦ってきていますからまったく問題ないです。
——先日の久井戦は59kg、岩浪戦はスーパーバンタム級で加藤戦は55kgトーナメントと階級や契約体重が多岐にわたっています。
久井戦は、負けましたけれど凄く調子良かったんですよ。それはウェイトがベストだったからかなと思ってはいます。
——今回は59kgではなくフェザー級(57.15kg)です。
そこをなんとかするのがベテランの良いところです(笑)。
——最近は、前日計量で大幅に計量オーバーしながら試合を強行するケースや厚顔無恥な選手が急増していますが、元山選手は相当厳しい条件の中でもそんな失態を見せたことがありません。
そんなことしたら、応援していただいている皆さんに顔向けできないですからね。恥ずかしい。自分に関してそこの失敗は死んでもないです。
——そんな気骨のある元山選手には期待するところ大です。
このINNOVATIONのベルトを巻いて大見得切って、また大きな舞台に上がってみせます。自己満なのは解っています。けど、ここまで大嫌いな努力を不断で続けているのは、自身の納得を得る為ですからやり切ってみせますよ。まぁ、見ていてください!
元山祐希のプロフィール
リングネーム:元山 祐希
フリガナ:モトヤマ・ユウキ
所属:武勇会/JAPAN KICKBOXING INNOVATION
生年月日:1990年10月22日(32歳)
出身地:愛媛県西条市
身長:164cm
戦型:オーソドックス
プロデビュー:2014年8月31日
戦績:24戦13勝(2KO)9敗2分
ステータス:INNOVATIONスーパーバンタム級2位、元ICO認定インターコンチネンタルフェザー級王者