2023年12月10日「Z RACING PARTS presents RESISTANCE-14」に出場する亜々斗の特集インタビューを公開させていただきます。
団体対抗戦 51.5kg契約 3分3回戦 肘打ちなし
亜々斗(井上道場/INNOVATIONバンタム級10位)
悠(VALLELY/ニュージャパンキックボクシング連盟)
――2022年12月4日の石井識規戦に際したインタビューでは「まずはINNOVATIONランキングに入って上に行けるように勝ち続けます」と目標を掲げられていましたが、その石井戦のKO勝利など実績を重ねてINNOVATIONバンタム級10位となりました。
自分なんかまだまだだとはわかっていますが、それでもひとつの形を得ることができてとても嬉しです。
――上記の石井戦は、見事なKOでした。
特に鍛錬してきた右ストレートでの2ダウンでTKOを奪うことができたので感激ひとしおです。これまで5戦させていただいておりますが、この試合が一番印象に残っています。
――嬉しさで?
もありますが、それよりもホッとした思いが強いです。
――そして、今回、セミファイナル前のマッチメイク上位でNJKFとの団体対抗戦となりました。
INNOVATIONの看板を背負わせていただいて必ず勝ちますが、他団体が相手とか特別に意識することなく、練習で積み重ねてきたことを出すことのみに集中します。
――具体的になどんな戦い方で勝利を?
ガンガン前に出てKOを狙います。そこは今まで通りです。前の試合で更にレベルアップした自分を感じていますので、そこをお客さんにお見せしたいです。
――レベルアップは具体的にどのような?
右ストレートを強振するだけではなく、コンパクトにパンチをまとめて打てるようになりました。
――それだけに自信満々?
これまで井上会長には、勝っても負けても怒られっぱなしですけれど、それでも勝利の嬉しさは、小1からキックボクシングをやってきて一番の魅力なので、何が何でも勝ってそれを味わいます。
――常時毒舌で愛弟子をけちょんけちょんに言われる井上由久会長ですが、非常なジムと選手への愛を感じます。
会長には子供の頃から何から何までお世話になって感謝しかありません。いつも厳しい会長ですが、その中に秘められた優しさを沢山いただいております。僕は井上道場が大好きですが、選手としてはもちろん、人間としてここで育っているからこそ成長できている確信がしっかりとあります。年の離れた弟も今頑張っていますので、兄弟ともに会長に恩返しできるように精進します。
――キックをされている弟さんがおられる?
はい、まだ小5でアマ数戦ですが、小黒巴久斗(おぐろ・はくと)と言います。将来、大物になると思うので、是非、この機会に名前を頭の片隅に置いてやってください。
――そしてご自身も?
弟に誇れるような試合でしっかりと勝って見せつけます!
亜々斗のプロフィール
リングネーム:亜々斗
フリガナ:アアト
所属:井上道場/JAPAN KICKBOXING INNOVATION
生年月日:2006年1月31日(17歳)
出身地:愛媛県四国中央市
身長:163cm
戦型:オーソドックス
プロデビュー:2022年3月13日
戦績:5戦3勝(1KO)2敗