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[2015/04/26] 「Dream Force-7」

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試合日:2015/04/26
会場:東京・新宿FACE

JAPAN KICKBOXING INNOVATION
「Dream Force-7」
2015年4月26日(日)東京・新宿FACE
※情報提供・e-fight 安村発

▲山口(左)との激しい打ち合いを制したテヨン(右)

▼第9試合 ダブルメインイベント2 スーパーファイト WBCムエタイ日本スーパーライト級ランキング査定試合 団体対抗戦 3分5R
○テヨン(キングジム/WBCムエタイ日本&NJKFスーパーライト級王者)
判定3-0 ※三者とも49-47
●山口裕人(山口道場/INNOVATIONスーパーライト級王者)

 
山口は強打のパンチを武器にし16勝のうちKO勝利は10。
昨年12月に田中秀和から2度のダウンを奪い、INNOVATION王座を奪取した。対するテヨンも20戦14勝のうちKO勝利は12と、
破壊力抜群の攻撃でKOを重ねているハードパンチャー。なお、この試合は山口のWBCムエタイ日本ランキング入りを懸けた査定試合となった。


1R序盤はお互いにローを出し合って探り合いの攻防。終盤にはテヨンが右ストレートをクリーンヒットさせる。

2R、テヨンは組み付いてヒザ蹴り連打。離れ際には右ヒジを出し、山口はカットしてしまう。反撃に出る山口が左右フックでリズムを掴みかけたところで、テヨンが左フックでダウンを奪った。

3R、巻き返しを狙う山口がプレッシャーを強め、強打のパンチをお見舞いすると、テヨンは鼻血を出し苦しそうな表情。しかし、テヨンは失速することなく山口をロープ際に詰めるとヒジ連打。4R、変わらずパンチを出しながら圧力をかける山口だが、テヨンのヒジで山口は再びカットしてしまいドクターチェックが入る。

 
再開後、激しく打ち合う両者。山口はニヤリと笑顔を見せるなど試合を楽しんでいるようだ。

 5R、逆転を狙う山口は前に出続け、テヨンもパンチで応戦。
お互いに出血しながら打ち合う。テヨンの右ストレートがクリーンヒットするも山口は前に出続け手数は落ちない。
一進一退の激しい攻防の末に試合終了。

 判定決着となり、テヨンが3-0で勝利した。
 マイクを握ったテヨンは「山口選手は気持ちが凄く強かった。21戦してこんなにキツい試合は初めてです」と激戦を振り返った。



 

▲大差の判定で中務(右)を下し、初防衛に成功した宮元(左)

▼第8試合 ダブルメインイベント1 INNOVATIONスーパーバンタム級タイトルマッチ 3分5R
○宮元啓介(橋本道場/INNOVATIONスーパーバンタム級王者、WBCムエタイ日本スーパーバンタム級王者)
判定3-0 ※50-46、49-46、50-47
●中務幸信(多田ジム/INNOVATIONスーパーバンタム級3位)
※宮元が初防衛に成功


 

加藤竜二がケガによる戦線離脱で、INNOVATION軽量級の新エースとなった宮元が初防衛戦。
挑戦者の中務は地元関西を拠点に活動し、一昨年秋以降は負けなしで今回のチャンスを得た。

 
1R、宮元は右ロー、左ミドルと蹴り技主体の攻撃。終盤にはパンチのコンビネーションから右ハイをクリーンヒットさせるなど優位に試合を進める。
2R、中務は伸びのあるパンチで前に出るが、宮元はスウェーでかわし当てさせない。首相撲の攻防でも宮元が優勢。

 
3R、大振りの左右フックを見舞う中務に対し、宮元はパンチをもらいながらも応戦。しつこく右ローで中務の足を壊しにいく。
4Rも中務がパンチの手数で前に出ると、宮元は冷静にディフェンス。

 
5R、疲れの見え始めた中務に、宮元が左ミドル連打。
さらに首相撲からのヒザで追い込む。胴廻し回転蹴りを出すなど、最後までKO狙いの宮元だったが、タフな中務に決定打を与えることができず試合終了。
大差の判定で宮元が勝利した。





▲ヒジによるカットでTKO勝ちしたニモ(右)

▼第7試合 ダブルセミファイナル2 WBCムエタイ日本フライ級次期挑戦者決定戦 3分5R延長1R
○ニモ(キングジム/NJKFフライ級王者)
TKO 2R1分47秒 ※ドクターストップ
●勇児(HOSOKAWAジム/INNOVATIONフライ級王者)


 
TOMONORIが保持するWBCムエタイ日本フライ級王座への挑戦権を懸けた一戦。
1R、勇児が左ミドル、ニモは右ミドル返していき、序盤はミドルのラリーが続く。
終盤には強引に前に出たニモが左ストレートからのヒジで、勇児は額をカットし出血。

 
2R、ニモの攻撃で勇児の出血はさらに激しくなり3度目のドクターチェックで試合がストップ。
ニモがTKO勝ちで王座挑戦権を獲得した。

 




▼第6試合 ダブルセミファイナル1 INNOVATIONバンタム級王座決定戦 3分5R延長1R
○知花デビッド(ワイルドシーサー群馬/INNOVATIONバンタム級1位)
判定3-0 ※三者とも50-43
●EIJI(マイウェイジム/INNOVATIONバンタム級2位)
※知花が第2代王者に

▼第5試合 フェザー級 日タイ国際戦 3分5R
○TAaaaCHAN(PCK連闘会/INNOVATIONフェザー級王者)
TKO 4R2秒 ※セコンドからタオル投入
●ウィラットノーイ・Y’ZD GYM(タイ)

▼第4試合 スーパーファイト ライト級 団体対抗戦 3分3R   
○雷電HIROAKI(スクランブル渋谷/INNOVATIONライト級王者)
判定3-0 ※30-27、30-28、30-28
●凉太(OGUNI GYM/NJKFライト級2位)

▼第3試合 スーパーファイト フェザー級 団体対抗戦 3分3R 
○竜誠(ダイケンジム/INNOVATION スーパーフェザー級2位)
判定2-0 ※30-29、29-29、29-28
●八神剣太(レジェンド横浜/J-NETWORKフェザー級王者)

▼第2試合 INNOVATIONライト級ランキング戦 3分3R 
○山口侑馬(山口道場/INNOVATIONライト級4位)
KO 3R2分27秒
●橋本 悟(橋本道場/INNOVATIONライト級1位)

▼第1試合 2015新人王トーナメント一回戦 ライト級 2分3R
○秋山航大(マイウェイスピリッツ)
TKO 1R1分14秒 ※レフェリーストップ
●ARATA MIYAUTI(真弘館)