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[2021/11/30] マサ佐藤(WSRフェアテックス三ノ輪)インタビュー(2021年12月5日興行「Resistance-4」)

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スーパーファイト 64kg契約 王者対決 3分5回戦
橋本 悟(橋本道場/INNOVATIONスーパーライト級王者)
マサ佐藤(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪/英雄伝説64kg級アジア王者)

THE INTERVIEW ~マサ佐藤(WSRフェアテックス三ノ輪)~

——マサ佐藤選手と言えば、水落洋祐戦(※1)のタフファイトに代表されるブルファイターですが、その他、“やんばる将軍(※2)”キャッチコピーがつけられていた通り、沖縄選手のイメージがありました。

生まれは東京下町ですが、小さな頃から沖縄にいて、高校卒業からずっと移住していたので15年以上、身も心も落ち着けていたところ、今年、心機一転、帰京しました。

——それは何故?

根拠はないんですが「選手生活は35歳まで」と思っていて、その区切りの前に練習環境を変えて、これまでできなかったエッセンスを入れて引退まで走り切ろうと決意したからです。

——8月生まれのマサ選手は、現在、34歳ですからタイムリミット1年間を切りました。

まあ、35歳と言ったのは目安ですから、強くなっている実感があれば続けるかもしれません。ただ、それにしてもあと数年であることは間違いありません。

——沖縄の北部、名護市から東京下町の三ノ輪にあるウィラサクレック・フェアテックスジムに移籍した経緯は?

ウィラサクレック会長やゲーオ・ウィラサクレック選手とは中国遠征で一緒になったり、名護で開催されたレキオバトルの大きなイベントにも来られたりと何かと縁があって、実家や職場からも近いし、何よりゴンナパー選手をはじめプロ選手が沢山いるので、これ以上ない変革だなと。古巣の名護ムエタイスクール、近藤一輝会長とはよく話して、快く円満移籍させていただきました。

——“やんばる将軍”から“不沈艦(※3)”に変身ですね。

けど、名護にはまだ住まいもあるし、かけがえのないもうひとつの故郷として行き来はしますから、沖縄から完全に離れたわけでもないんです(笑)。

——改めて練習環境の違いとその影響について詳しく教えてください。

ゴンちゃん(ゴンナパー・ウィラサクレック)やタクヤ(杉本卓也/元J-NETWORKスーパーライト級王者)とか階級も近い実力者が常にいて対人練習が豊富にできるところが一番違います。ヤンバルの自然の中で培ってきたフィジカルの強さや近藤会長と練り上げた技術が新たに彼らとの練習やウィラサクレック会長の教えと融合して進化しているなと実感します。

——その成果は?

BOMで2戦して1勝1敗(※4)ではありますが、確かな手応えを感じています。

——そこで今回、INNOVATION品川興行メインイベントで橋本悟戦がマッチアップされました。

こんなに噛み合うのがはじめから分かってる試合もありませんよね(笑)。

——ご自分でもそう思われますか?

共通する対戦相手は何人かいますが、水落戦(※5)を見比べてみれば一目瞭然ですよね(笑)。

——当然、正面衝突の大打撃戦が期待されます。

正面に立たずにローキックで脚から崩してとか、首相撲でいなすとか、色々と教わってはいるし、ヒジ打ちで斬ってTKO勝ちすることだってあるんですけど……まー、残念ながら相手を翻弄する器用さがあるわけでもないんで、結局、皆さんのご期待に応えてしまうことになっちゃうでしょうねぇ(笑)。

——水落選手の恐るべき強打の連発にも耐えしのぐタフネスは、橋本戦でも発揮される?

何を喰らっても大丈夫なんてことはないんですよ(笑)。けど、根性と気合いで耐え忍んで最後に立っているのは自分です!

——どんな強豪選手と対戦しても好試合になるマサ選手、INNOVATIONを代表する名王者、橋本選手に良い勝ち方をすれば、ますます良いオファーが集まりそうです。

BOMさんにはお世話になっていますし、これからも頑張りますが、ヒジ打ちがないRISEとかまた出てみたいです。

——最近、RISEではオープンフィンガーグローブルールが開始され、マサ選手の階級付近でYA-MAN選手などが話題を振り撒いています。

そっちも俺にあっていそうですよね。YA-MAN選手とか中村寛選手とかとやったら盛り上がりそう。山口兄弟のお兄ちゃん(※6)にはヒジで斬られてやられてるから、オープンフィンガーでやり返すのも手ですね(笑)。折角、愛する沖縄から一時離れてまで本土に来たんですから、選手としての成長はもちろん、色々とこれまでしていなかったことにチャレンジしてみたいです。

——その前に強敵、橋本選手が立ちはだかります。

勝つのは当然! そして、どのプロモーターも「マサ佐藤を使いたい」と涎が止まらなくなるような凄い試合をしてみせますよ!

※1 水落洋祐戦 2018年2月12日、KNOCK OUT初代スーパーライト級王座決定トーナメントで激突した両雄の試合は、水落の強打をダースで喰らいながら前進と反撃を止めず最後は肘打ちで大流血に追い込み佐藤の激勝3ラウンドTKOの名勝負となった。
https://www.youtube.com/watch?v=WyD19eP8SS0

※2 やんばる将軍 沖縄県北部は通称「やんばる(山原)」と呼ばれているが、名護市のジムでキックボクシングを始めて育ったマサ佐藤は、2017年、地元・名護市で立ち上がったプロモーション「レキオバトル」のエースとして、この呼称がつけられていた。その後、水落洋祐戦に至る初期KNOCK OUTでも使用されたキャッチコピー。

※3 不沈艦 マサ佐藤に最近流布するキャッチコピー。どんなに打たれても倒れることのないファイトスタイルからつけられた。

※4 1勝1敗 2021年5月30日、将輝・FLYSKY GYM(FLYSKY GYM)に1ラウンドKO勝ち。2021年9月26日、貴雅(治政館)戦で判定1-2負け。

※5 水落戦 2018年8月19日、KNOCK OUTで実現したハードパンチャー対決、橋本悟×水落洋祐は、期待を裏切らない激しい打ち合いとなり、水落が4ラウンドTKO勝利した。
https://www.youtube.com/watch?v=n5f5Sv-wqN4

※6 山口兄弟のお兄ちゃん “クレイジーピエロ”山口裕人が兄で“マッドピエロ”山口侑馬が弟。裕人とマサ佐藤は、2018年9月18日に対戦し、山口が3ラウンドTKO勝利。RISEオープンフィンガーグローブルールでは中心的な活躍を見せている。
https://www.youtube.com/watch?v=srClc3dWq8E

リングネーム:マサ佐藤
フリガナ:マサ・サトウ 
所属:ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪
生年月日:1987年8月21日(34歳)
出身地;東京都墨田区
身長:173cm
戦型:オーソドックス
戦績:43戦22勝(11KO)17敗4分
ステータス:英雄伝説64kg級アジア王者、蹴拳ムエタイライト級王者、DBSライト級王者、元西日本統一ライト級王者、元RKAライト級王者
Facebook:https://www.facebook.com/masatoshi.satou.902
Twitter:https://twitter.com/masasato_kick
Instagram:https://www.instagram.com/masa_yanbaru

興行情報はコチラ:https://kick-innovation.com/event_detail.php?id=134

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【激闘必至!!  今年最後のINNOVATION!】
イベント名:Resistance-4
日時:2021年12月5日(日)
16:00開場 16:30開始予定
会場:品川インターシティホール
詳細は→http://kick-innovation.com