スーパーファイト 64kg契約 王者対決 3分5回戦
橋本 悟(橋本道場/INNOVATIONスーパーライト級王者)
マサ佐藤(ウィラサクレックフェアテックス三ノ輪/英雄伝説64kg級アジア王者)
THE INTERVIEW ~橋本 悟(橋本道場)~
——今回興行のメインイベントとなったこの試合、決まった瞬間から「激闘保証付き」「名勝負間違いなし」との声が聞かれる期待度の高さです。
俺も楽しみです! マサ選手、真っ向からしか来ないからなー(笑)。
——その予測を裏切るかもしれないとは思わない?
直接は一度しか喋ったことないんですけどね。感じの良い人だなあって。けど、「そのうちヤルんだろうな」とも思っていました(笑)。そこに間違いはないですよ。どこどうしたって“噛み合う”しかない。
——好印象の佐藤選手、ファイターとしての印象は?
水落洋祐戦(※1)は、凄かったなぁ。やっぱりタフ。頭にパンチ喰らって倒れる気がしない。
——“不沈艦(※2)”のあだ名は伊達じゃない?
「俺のパンチに耐えられるのか?」ってところがどうしたって勝負の見所でしょう。
——沈まぬ巨艦を撃沈する?
もちろん! そして「どっちが倒れるか?」ってことになるでしょう。
——佐藤選手も強打に自信はあるかと思いますが、橋本選手もタフネスに自信あり?
俺はちょいちょいダウンするからそうでもないっす(笑)。けど、俺の「当たれば絶対倒れるパンチ」をしっかりと先に当てて粉砕します! そこに不沈艦もへったくれもないってところ見せつけてやりますよ!
——試合開始からすぐに激しい打ち合いとなりそうです。
けどねー、お互い悲しいくらいスロースターターなんですよねー(笑)。
——確かに序盤から中盤にかけてリードされながらの逆転勝ちが両者とも多いです。
その反面、3ラウンドじゃエンジン暖まるのが間に合わないでタイムアウト判定負けってのも両方の悪いパターンでもあり(笑)。
——その可能性も否定できない?
いや、今回、ちゃーんと5ラウンドですから! 俺もそうだけど、マサ選手も「あと1ラウンドあれば勝ってたのに」って試合、多いんじゃないですか? だからこそ「これぞ5回戦」って醍醐味のあるファイトができるかもしれないってワクワクもあります。
——それはスロースタート宣言でもある?
いやいやいや、好きでやってるわけじゃないんで、ちゃんと序盤にチャンスがあればすぐにだって倒しますよ! それは向こうも一緒だろうけど(笑)。
——“一撃必倒の右拳”のイメージが強い橋本選手ですが、それ以外の見所も、是非、教えてください。
パンチが注目されがちですが、同じく強い蹴りもありますし、TKO勝ちしたこともある斬れるヒジだったありますからね! それってまた向こうも一緒か(笑)。
——打ち合い上等ながらテクニカルな狙いもあり?
けど、結局それしかできないから、足止めて打ちあっちゃうんだろうなー(嬉しそう)。
——失礼ながら“勝つ”ことより“打ち合う”ことを楽しみにされているように思えます。
そりゃあ絶対に勝ちにいきますよ! けど、“しょっぱい判定勝ち”よりバッチバチに盛り上げまくった上で仕方なく負けちゃった試合の方が自分にとって価値が高いことは否めません。
——橋本選手を象徴する言葉です。
俺のこと見に来てくれる人の期待だけは絶対に裏切りたくないですから! “細かい技術合戦”なんかじゃなく“人が倒れるところ”をきっちりご覧いただきます。
——そんな男らし過ぎる身上を実行し続けてきた橋本選手ですが、チャンピオンベルトを複数巻き、数多くの名勝負でファンを楽しませてもう10年以上となります。
うん、俺が今から「天下獲ってやろう」みたいな野心は正直ないですよ。今の目標は「さっぱりと引退する」これに尽きます。
——“倒し合い上等”と同じくらいの強いこだわりを感じます。
今まで我ながら濃いキックボクシング人生を歩んできたのに、増長して試合を求められる声も数少なくなりつつズルズルと「他に燃えることないから」とかで闘い続けるって奴だけは御免こうむります。
——ラストファイトの頃合いが見えている?
いつかとは明言はしませんが、「次が最後の試合」って時にはそれを宣言してやめます。それは絶対です。
——最近は、世界ではONE、日本ではRISEがオープンフィンガーグローブ使用のキックボクシングルールも始めました。明らかに向いている橋本選手の参戦を期待したくもあります。
5年前ならやりたかったですねー(笑)。けど、今から新しいことを始める気は正直ありません。
——非常に寂しい思いがありますが、華のある最期を期待したくもあります。そんな名勝負製造機の橋本選手ご自身の選ぶベストバウトは?
ダントツで水落戦(※3)です! あの試合は、テンションを上げたい時に今でも見返します。
——今回の佐藤戦がそれを超える可能性も?
大いにあります! ドンと期待してください!
※1 水落洋祐戦 2018年2月12日、KNOCK OUT初代スーパーライト級王座決定トーナメントで激突した両雄の試合は、水落の強打をダースで喰らいながら前進と反撃を止めず最後は肘打ちで大流血に追い込み佐藤の激勝3ラウンドTKOの名勝負となった。
https://www.youtube.com/watch?v=WyD19eP8SS0
※2 不沈艦 マサ佐藤に最近流布するキャッチコピー。どんなに打たれても倒れることのないファイトスタイルからつけられた。以前は、沖縄北部を拠点することから“やんばる将軍”と呼ばれていたが、2021年、故郷の東京下町に居を移し現在に至る。
※3 水落戦 2018年8月19日、KNOCK OUTで実現したハードパンチャー対決は、期待を裏切らない激しい打ち合いとなり、水落が4ラウンドTKO勝利した。
https://www.youtube.com/watch?v=n5f5Sv-wqN4
リングネーム:橋本 悟
フリガナ:ハシモト・サトル
所属:橋本道場/JAPAN KICKBOXING INNOVATION
生年月日:1986年3月18日(35歳)
出身地;東京都西多摩郡日の出町
身長:172cm
戦型:オーソドックス
プロデビュー:2010年3月27日
戦績:41戦20勝(10KO)18敗3分
ステータス:MuayThaiOpenスーパーライト級王者、元INNOVATIONライト級王者
Facebook:https://www.facebook.com/satoru.hashimoto.549
Twitter:https://twitter.com/nekobusnoritai6
Instagram:https://www.instagram.com/satoru__66/
ブログ:https://ameblo.jp/nekobus-namennnayo/
YouTube:https://www.youtube.com/user/nekobusnoritai
所属ジム公式サイト:https://www.hashimoto-dojo.com/
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【激闘必至!! 今年最後のINNOVATION!】
イベント名:Resistance-4
日時:2021年12月5日(日)
16:00開場 16:30開始予定
会場:品川インターシティホール
詳細は→http://kick-innovation.com